こんにちは!
リトリーブサイコセラピーという方法で
安心して幸せに生きるためのお手伝いをしています。
心理カウンセラー・セラピスト 藤本 あ礼です。
先日、日本リトリーブサイコセラピー協会の
総会に金沢まで行ってきました。
自分では写真を撮り忘れたので
仲間の写真を拝借。
(ひろみちゃんの写真)
(カズ姐さんの写真)
紅葉が綺麗だったなー!!
私の住んでいる横浜は、台風による塩害で
イチョウとか枯れているんですよ(涙)
金沢は自然以外にも
上品な雰囲気のお店が多い印象。
そんな素敵な場所で
全国の仲間が集まった総会は
アットホームで楽しかったです。
(私は、日帰りだったけどね)
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さて、今日は
「お前にはできない!と言うくせに
なぜできないんだ!と責める」
です。
❑初めて携帯を持ったおばあちゃんとおじいちゃんの会話
おじいちゃん
「おばあちゃんにはできないよ。
携帯持ったことないんだから。
使えないって。ぜーったい無理!」
おばあちゃん
「・・・・」
おじいちゃん
「なんでこんな簡単な操作ができないの?
お前は練習もしないからダメなんだよ。」
おばあちゃん
「なんか、良く分からなくて
色々触るのが怖いのよ。」
おじいちゃん
「だから言った通りだろう!
やっぱり、お前には無理なんだよ。」
おばあちゃん
「そうね、私には無理ね・・」
こういう会話って
実は結構よく聞きます。
相手は【絶対にできない】
という前提の会話ですね。
私は、違う老夫婦で
同じ会話を3回聞いたことがあります。
ちなみに、おばあちゃんの携帯は
おじいちゃんが買ってあげたもので…
❑相手にはできないと信じるワケ
みなさんは
なぜだと思いますか?
自分が買ってあげた携帯なら
使えるようになって欲しいですよね!?
普通はそう思うはずなのに、あえて
おばあちゃんは携帯を使えない
と、信じるワケは、、
ズバリ!
できるようになって欲しくない
でしょう。
(画像をお借りしました)
❑なぜ、できるようになって欲しくないのか?
なぜでしょう?
理由は、個人で色々あるとは思いますが
一つの理由として
自分よりできないでいて欲しい
というのがあると思います。
特に、高齢の世代では男性より女性は
家事育児以外は出来て欲しくない
という傾向があると思います。
でも、こういう感情は
夫婦の間だけではなく
親子間、兄弟姉妹間、上司部下
師匠弟子、友人間、同僚間、、
など、あらゆる人間関係で
起こる感情なんですよね。
相手を絶対褒めない、とか
批判や文句ばかり言う
という経験ありませんか?
❑自分よりできない人がいるメリット
自分よりできない人がいて欲しい
そう感じたことがある人は
実は多いのではないかしら。
私は、あります。
自分より下の人がいることで
何を得られるのでしょうか?
そうですよね。
優越感です。
優越感を感じられたら
自分の劣等感を感じなくて済むからです。
本当は持っている劣等感を感じなければ
自分は価値のある存在だと思える気がする。
そんな気がする。
そうしていたら
私は、生きていける。
生きていてもいいと感じられる。
根っこの深いところは
こういう感覚と結びつく場合が多いです。
これは一体どういう問題か?というと
ズバリ!
自己重要感の問題でしょう!
❑できない・ダメな人でいるメリット
突然ですが、ちょっとここで
話を変えてみたいと思います。
今まで
おじいちゃんの立場のパターン
優越感を感じたい人のパターン
を見てきましたが
逆に、おばあちゃんの場合はどうなのか?
おばあちゃんは、ただひたすら
見下される可哀想な人なのか…?
実は、そうではないんですね。
逆のパターン、
できない・ダメな人でいるメリットも
書いていきたいと思います。
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ということで
今日は長くなったのでここまでにします。
次回は
人に見下されるポジションを
無意識に取ってしまう人のメリットや
自己重要感というものが
そもそもどういうものなのか?
ということを書きたいと思います。
愛着障害、うつ、人が怖い、ひきこもり、パニック障害など
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