HSPとは
こんにちは!
リトリーブサイコセラピーという方法で
安心して幸せに生きる
ためのお手伝いをしています。
心理カウンセラー・セラピスト
藤本 あ礼です。
少し前にTwitterを始めたのですが
フォローをして下さる方の
プロフィールに「HSP」と
書かれている率が多いのに気づきました。
詳しくなかったので
調べてみました。
HSPとは
Highly Sensitive Person
非常に繊細な人
すごく感受性の高い人
という意味があり
気質的なもので
病気や障害ではありません。
HSPは脳科学で研究が進められており
「感覚処理感受性」
という専門用語で呼ばれています。
感覚から得た情報を
処理する神経が敏感
なので
脳の神経の反応が活発になり
ちょっとしたことに敏感に反応して
疲れやすくなるのだそうです。
自分でチェックできる
HSPのテストがありますが
やってみたら
私はほぼ当てはまり
HSPだという結果になりました。
(数年前なら、もっと強烈に当てはまったと思う)
っていうか
このテスト、当てはまる人
結構多いんじゃないかな??
リトリーブの人たち
みんなそうじゃない??
と思ったけど、どうなのかしら。。
そして、本を読んでいて
HSPは自己肯定感が
低くなりやすい
と書いてあったので
そのことについて書きたいけれど
まずは、HSPの理解を
もう少し深めようと思います。
「HSPとは」
本題に入る前に
もう少しHSPの説明をします。
❑HSPの4つの特徴
① D(Depth of processing)
処理の深さ
HSPの人は、そうでない人に比べて
大量の刺激を処理します。
そして、無意識的に入ってきた情報を
納得いくまで整理します。
なので、理解するまでに
時間がかかったり
初めてのことなどは
慣れるまでに
失敗を繰り返したりします。
HSPが「考えすぎてしまう」のは
情報を「深く処理する」からです。
あれもこれもやらないと!
と感じてパニックに陥りやすくもなります。
また、物事に意義や目的を
見出そうとするので
それがわからないと
動き出さないことが多いです。
② O (Overarousal)
神経の高ぶりやすさ
HSPは神経が高ぶりやすいです。
好きなことで
テンションがガッと上がったり
イヤなことでガクッと下がります。
アップダウンが大きいので
疲れやすくなります。
神経の高ぶりが続くと
コルチゾールというホルモンの影響で
睡眠不足や不安になりやすいので
育った環境により
心が不安定になりやすいです。
また、神経の高ぶりにより
ささいなことでビックリしがちです。
ですから、HSPの人には
無意識のうちに周囲を警戒する
「警戒モード」になることがよくあります。
③ E (Emotional intensity)
強い感情反応
HSPは感情に対する反応が大きいです。
すぐ感動したり、泣いたりします。
強い共感力も持ち合わせていて
他人の気持ちや考えがわかってしまいます。
ですから、周囲の人の気持ちや考えに
強く影響を受けることが多いです。
④ S(Sensory sensitivity)
感度のするどさ
たとえば
部屋の壁紙や模様や色
裸足でいる時の床のホコリが
気になったりします。
おろしたてのシーツや
革の質感に惹かれたり
大きな音や光の強さが
気になったり、、など
ささいな刺激や
ちょっとした違いに気がつくため
大量な情報を脳に取り入れることになり
それで、感情が強く反応したり
脳に処理の負担がかかり神経が高ぶる
特性があります。
みなさんも
心当たりがありましたか?
この特徴を踏まえて、次回は
HSPの自己肯定感が低くなりやすい理由を
考えていきたいと思います。
HSPセルフテストはこちらから
【参考図書】
『敏感すぎる人の仕事の不安がなくなる本』
みさき じゅり著
秀和システム
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