神様問題。

こんにちは。

リトリーブサイコセラピーという方法で

安心して幸せに生きるためのお手伝いをしています。
心理カウンセラー・セラピスト  藤本 あ礼です。

 

ちょっと前に、父親を誘って
夫と3人で食事へ行ってきました。

 

一緒に食事をしたい
一緒に時間を過ごしたい

 

そんなふうに感じて誘ったのでした。

 

こんな気持ちになったのは
初めてだと思います。

 

少し、自分が成長したような
感覚がしました。

 

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さて、今日のブログは
神様問題についてです。

 

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(富と繁栄の神様・ラクシュミ)

 

❑神様問題とは

それは、自分が何もしないでも
神様に全部自分の面倒を見て欲しい

 

やりたくない事、面倒くさい事は
「ゆだねる」という言葉を使って

 

全部神様に丸投げして
現実を見たくない
という人の

 

神様依存問題
のことを指します。

 

はい。そうです。

 

昔の私のことですよ!!
(は、は、恥ずかしいっ!)

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❑都合のいい解釈

人生に絶望して
死にたいくらい辛かった時
瞑想のヨガに出会いました。

 

瞑想を通して、私は
両親との関係を癒す必要があるとわかって

 

インドのヨガセンターみたいなところへ
それから何度も行きました。

 

インドという国は
人々の日常に多様な神様が存在します。
神様が普通に身近な存在なのですね。

 

ですから、ヨガ瞑想をしながら
神様との繋がりについても勉強しました。

 

神様の勉強の他にも
様々なことを教わりました。

 

たとえば

人生は人間関係そのものなので
人間関係の基礎である両親との関係を
整える必要がある

 

人生にやってくる試練に
私たちは真摯に取り組む必要がある

 

白昼夢に浸るのではなく
現実的に思考し行動する必要がある

 

ワンネス(ヨガ瞑想の団体名)は
いつかあなたから枯れ葉のように落ちる。
その時、あなたは自分の道を生きる。

 

などなど。

 

そして、ここのヨガ瞑想で
最も多く語られることは

 

今のこの現状・苦しみを
作り出しているのは自分自身だ

 

ということでした。

 

私は、この教えを
受け入れることができませんでした。

 

自分でこの苦しみを作り出している
なんて、絶対考えたくなかったんですね。

 

何かの誰かのせいにしたかったんです。

 

なので、自分に都合の良い話だけに
耳を傾けていました。

 

先生たちは、言いました。

 

(あなたが自分で考えて
やるべき事をし続けた時)
あなたの面倒を神様がみます。

 

私は、これを都合よく拡大解釈して
受け取りました。

 

神様に繋がれば、私は何もせずとも
神様が面倒みてくれるんだな!
(藤本、オワター)

 

❑なぜ、神様に依存するのか?

依存というのは色々ありますが
すべてに共通することは

 

何かに依存することで
不快な感情や感覚を
感じなくて済む

 

という、メリットがあります。

 

私の場合はですね

 

両親との関係が癒され
ありのままの自分になって
自分の人生の責任を取ったら
両親と離れて一人ぼっちになって
死んでしまう恐怖

 

があったので、それを感じないために

 

神様に依存して
自分の頭で考えず
面倒なことや
自分の問題から逃げる

 

ということをしていました。

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私はね、最初にインドへ行ったとき
神様と繋がりたくて行ったわけではなく
両親との問題を見に行ったんです。

 

本当はそうなのに
それを見るのが怖くて

 

先生の話を都合よく解釈し
神様との繋がりに自分の注意を
そらしていたんですね。。

 

❑依存するとどうなるのか?

インドへ行き続けなければならなくなるし
自分の人生は生きられません。

 

ヨガ瞑想をして効果的だったことも
もちろんたくさんあります。

 

集中力が養われ、心も癒され
死にたいくらいの苦しみは2年くらいで
ほとんどなくなりました。
夫とも出会えました。

 

でも、神様依存中なので

 

ありのままの自分で
自分のために人生を生きる!
自分の人生の責任を取る!

 

という
現実面での具体的な変化は
当然ながら起きませんでした。

 

それはそうですよね。
自分の人生の舵取りを
放棄しているのですから。

 

ですから、心は少し軽くなったものの
本当の意味での生きづらさは
解消されませんでした。

 

この問題はですね、その後
リトリーブでがっつりやりました。

 

❑藤本の今

神様依存から抜け出しました!

 

ある時、瞑想していたら

 

信じるものは自分自身だ

 

とか

 

神様に自分の人生や将来のことを
お願いをすることはもうやめる

 

という
気持ちになったんですよね。

 

また、神様と繋がるとは
両親との関係を癒して
自分自身と繋がることだとわかったんです。

 

ですから、私は
神様依存の自分とお別れをしました。

 

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今も瞑想を続けているし
ヨガ瞑想の会にも参加しています。

 

でも、インドへ行く気持ちは
なくなりました。
その必要がなくなったんですね。

 

仕事では、リトリーブのセラピストとして
仲間たちに助けてもらいながら
自分の力を信じてやっています。

 

家庭では
夫といつも色んなことを話し合って
どんな気持ちでも正直に
打ち明けあっています。

 

今振り返ってみると
私は、恐怖が確かに
強かったんだけれど

 

その恐怖を利用して
無責任な人生を送っていた
のだとわかります。

 

そのことに気づいて修正できたことは
心底良かった!!!と思っています。

 

最後に
私の神様依存を振り返らせてくれた
鈴木貴子さんのブログをご紹介します。

 

洞察に富んだ素晴らしいブログです。

 

一緒に読んでみてくださいね!!

 

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