痛い思いをしたら誰かに受け止めて貰わないといけないよ
こんにちは!
リトリーブサイコセラピーという方法で
安心して幸せに生きる
ためのお手伝いをしています。
心理カウンセラー・セラピスト
藤本 あ礼です。
夫が、虫歯があって
歯の神経を抜いてきました。
あんなに痛かったのは
久しぶりだった!
気が遠くなるかと思ったよ。
痛くて涙が出そうだった!
でも、もう大丈夫だけどね!
抜いてもらって良かった!
夫は、もともと同じことを話す
傾向があるんだけれど
この日は、帰宅してからずっと
このフレーズのリフレインでした…
「痛い思いをしたら誰かに受け止めて貰わないといけないよ」
元気いっぱいなんだけど (そう見える)
何となく、繰り返される言葉に
違和感を感じながら
ご飯を食べていると
いつもの食欲がない夫。
ああ、そっか。
本当は大丈夫じゃないのね。
イタ過ぎて、心が折れちゃったか。
それを、わかって欲しいけど
わかってもらうのも、何だか不安で
大丈夫だ!良かった!って
ポジティブに無理やりして
本音を遠慮しているのかな。
ご飯を中断して
そばに行きました。
「痛かったんだね、怖かったね」
気持ちに寄り添ってみました。
そしたら、夫は
おずおずと私に体を委ねて
若干、目を赤くしながら
「痛かったぜよー恐ろしかったぜよー」
(ぜよ?と思いつつ)
うんうん、そっかそっか。
痛かったねー
怖かったねー
と言いながら、体をさすっていました。
そうこうしているうちに
寝落ちww
夫は安心すると
時々、寝落ちします。
(安心するのが怖くて眠りに逃げているのかな…とも思う)
大人になっても
子どもの時と変わらないことは
たくさんありますね。
大人になったからって
痛みに強くなるわけじゃない。
痛みは、私たちの命を守るための
大切な感覚だけれども
その強烈な感覚は
私たちの体をこわばらせ
心を恐怖に陥れ、ガッカリさせます。
傷ついちゃうことがあるんだよね。
そういう時は
誰かに受け止めてもらわないと
いけません。
傷ついたら、痛かったら
誰かにわかってもらって
その傷や痛みを終わらせないといけない。
それをせず、我慢したりすると
恐怖や悲しみや痛みが未完了になって
体の細胞に溜まっていくのです。
夫は、幼少期
お祖母さんに育てられ
お母さんとの距離が遠くて
甘えたい人に
甘えられなかったから
私にも、未だ、ストレートに
甘えたり頼ることができません。
本音も伝えられません。。
うーん…
本音を伝えられないというより
本音をイマイチ感じられない
伝え方がわからない、のもありますね。
代わりに
大丈夫なフリをして
元気なフリをして
強くて頑張れる自分でいようとします。
でも、そのやり方も
もうどこかでやめたい…
でも、難しい…
頑張る自分を手放すの不安…
そんな感じなのかも。
だから、いつも表現が遠回し。
でも、それって
察して!察して!の
めんどくさいやつだよww
自分の本音をちゃんと感じて
それを伝えられるといいね。
あなたは、自分の痛みを
ちゃんと感じていますか?
それを、誰かに
受け止めてもらっていますか?
本音が言えないのは辛い。
そんなあなたへ伝えたいです。
11月30日(土)

愛着障害、うつ、人が怖い、ひきこもり、パニック障害など