性の否定は、生の否定
こんにちは!
リトリーブサイコセラピーという方法で
安心して幸せに生きる
ためのお手伝いをしています。
心理カウンセラー・セラピスト
藤本 あ礼です。
前回のブログの続きです。
『性の否定は、生の否定』
前回も書きましたが
母との距離が遠く
愛着が不安定だった幼児の私は
生きていくために
父の目線を獲得すべく
父の望むように
一体化して父の分身になろうとしました。
その戦略は成功したけれど
同時に
私は女の子だけど
女の子じゃない
という
自分の「性」がよくわからない
状態になりました。
「性」を否定していると
現実的に、どんなことが
問題になってくるでしょうか?
❑あいまいな性が問題になる時
具体的な場面だと、私の場合は
スカートを買わなきゃいけない時とか
お祝いやパーティに着ていく服を選ぶ時に
何を買っていいのかわからない
何を着ればいいのかわからない
ていうか、着たくない
ってなったり
美容院に行く時に
私なんかが行っていいのか
相応しくないんじゃないか
鏡に映る自分を見たくない
見られたくない
っていうか、行きたくない
そんな、葛藤が起きて
美容院へ行くのが苦痛で困る
状態になったりしました。
異性関係では
付き合っている相手に
甘えたいけど甘えられない
フェミニンな服装を要求されると
ものすごい緊張と葛藤がやってきて
イライラが溜まり
そのうち、怒りが爆発し別れる…
そんなことも
何度かありました(T_T)
そして、一番問題になったことは
生きていることが辛くて仕方ない
死んでしまいたい
という気持ちが
なくならないことでした。
❑性の否定は、生の否定
自分の性(生)を否定して
自分の欲求も否定して生きているので
死にたくなるのは当然ですね。
でも、私の場合
それをしないと
親から見捨てられて死んでしまう
恐怖の感覚に結びついていたので
苦しいけれどやめられない
状態にありました。
(父の分身でいないと、子どもの私は父に見てもらえず死んでしまうので、女の子だけど女の子じゃない状態でい続けないといけない、でも、苦しい)
(これがリトリーブでよく言うダブルバインドです)↑↑
性の否定は、生の否定だと
多くの人は言います。
Eテレのある番組で
Xジェンダーの、しげさんという方が
こんな話しをされていました。
~~以下、引用~~
性同一性障害の診断を受けて
治療を始めたいのは
男性の風貌になりたいだとか
男として生きたいという気持ちよりは
死ぬか、生きるか
死にたい気持ちより
生きたい気持ちを選んだ
そういう感覚なんです。
~~引用終わり~~
❑最後に
今、私は、自分が女であると感じています。
生きるのが辛くて死にたい感覚は
全くありません。
私には無理だと思っていた結婚もできて
大好きな夫と本音を話し合いながら
毎日とても幸せです。
仕事も好きなことを選べて
大切な仲間と共にやっています。
スカートやフェミニンな格好は
やっぱり好きじゃないけど
そういう場に行く時は着られます。
美容院も怖くなくなりました。
私の「性」の課題は
ありのままの自分を受け入れる
自分の望む人生を歩む
ことと、深く結びついていました。
この課題を乗り越えていくときに
必要だったことは
私はどう生きたいか?
自分の欲求を感じて、それを大事に育てることでした。
(もちろん、セッションも何度も受けましたよ)
性に関連していなくても
今、自分を肯定できず
自分の人生を生きられなくて
苦しんでいる人はたくさんいます。
本当にたくさんいます。
私(達)のしている仕事が
その人たちの何らかの助けになったら
すごく嬉しいなと思っていますし
絶対に幸せになれるってことを
伝え続けていきます。
自己肯定感の1dayセミナーがあります。
11月30日(土)

11月10日(日)
東京都杉並区で
セラピー体験会があります。残席2名様
🔶あなたの人生が上手くいかない理由
🔶自分のことをダメだと思ってしまう理由
🔶損な役割の人生になってしまう理由
などをお話ししながら、セラピーを体験して頂けます。
愛着障害、うつ、人が怖い、ひきこもり、パニック障害など